離島採集のためのノウハウも記述していきます。
まずはトラップの準備からだ・・・
限られた滞在時間では、事前準備が重要
ショーン氏の単身赴任宅に集合し、発注したバナナ8ケースでトラップづくりである。
鉄則1.トラップは事前準備・・・現地での調達、作業は、初日ほぼ一日を無駄にし、また発酵まで数日かかるので、効果発揮までが遅れる。
鉄則2.バナナを詰めるパンストは、ディスカウントストアでの束売りが安価。片足づつのものが、はさみで切る手間が省ける。
ホテルにチェックイン後、ホテルの従業員に手伝ってもらいレンタカーにトラップを積み込み出発だ!
この時は全員が沖縄での初採集でした。
本当に採れるのか?やってみるまでは不安でしたが・・・・
わくわくしながらみんなで「やんばるの森」へ
おお!すばらしい~
これが沖縄北部に広がる神秘の森だ!
各々がトラップを持って思い思いの場所に・・・
短期決戦なので、広い範囲に仕掛けていきます。
基本はスダジイなどのシイの木です。
ん!
何かいるぞ!!
なんと下見中に、ショーン氏がヒラタクワガタを見つけました!
すごいですね!!
鉄則3.クワガタはいつ見つかるかわからない!下見中も油断大敵。
いよいよ夜です。トラップはすぐには効果を発揮しないという先入観を打ち破り、初日からタコどれです。
みるみるうちにケースはいっぱいに・・・
標本用にいくつか持ち帰り、あとは最終日にほとんどリリースしました。
出勤風景
ビキニの女の子が敷地内を闊歩しているプライベートビーチがあるリゾートホテル。
我々は長袖、長グツでビーチとは反対の方向へ・・・
ホテルフロントの女性が「ご苦労様です。」と声をかけてくれました。
ん!? 業者さんと間違われた?
鉄則4.昆虫採集は不審者と間違えられ易いので、マナーを守ってさわやかにご挨拶
昼夜を問わず、様々な生き物に遭遇します。
回収と片づけ
最終日はトラップ回収と分別です。
この中からも多数のクワガタが・・・
もちろんすべて森へリリース
鉄則5.トラップ採集はマナーの気持ちを大切に・・・我々を楽しませてくれた自然に感謝し、後始末はきちんとしよう。