標本や写真の記録からたどると、おもしろ理科クラブの檜枝岐初挑戦は2003年9月でありました。
残っている写真で当時を振り返ります。
土曜午後当時単身赴任のショーン氏宅に寄り、彼を乗せて檜枝岐に直行しました。
午後一時に出発し、五時に檜枝岐着。片道4時間の行程です。
この当時は塩原温泉を通過するバイパスもなく、時間がかかりました。
檜枝岐村入り口付近にある見通りキャンプ場バンガローに宿をとりました。
夜は周囲の街灯を見回り、コクワやアカアシクワガタなどを採集。
この時点では、このあたりでオオクワガタが街灯でとれるとは思っていませんでした。
キャンプ場にタテジマカミキリやハンノアオカミキリなどが飛んできました。
標高が高い自然豊かなエリアでないと、中々お目にかかれない種類です。
檜枝岐初採集はショーン氏で、国道沿いのヤナギを一蹴りで2♀Getでした。
今考えると、あの頃は濃かった・・・
その後ネットインが難しい位置にショーン氏が♂を発見。
つなぎ竿でネットインできなければ見失ってしまいそうなので、私がたたき落としてショーン氏が木の下で受け取る作戦で行くことにしました。
重いつなぎ竿をコントロールするのも難しいですが、うまく下に落ちてくれて、ショーン氏が下で受け止めてくれました。執念の捕獲です。
←これがショーン氏発見の檜枝岐初採集のペアです。
この個体は、今でも私の標本箱に保管されております。
この時ショーン氏は2♂4♀
私は発見したもののネットインできず、ヒメオオはボーズでした。
私のヒメオオ初採集は翌年の檜枝岐で♀
♂に至っては、翌々年の山梨、群馬での採集まで採れず、苦労しました。
檜枝岐で交尾中のペアを採ったのは、
今年2018年が初めてかもしれません。