3月 hiromif氏と採集をすることにした。
いつもの高山種のポイントは、この時期林道のゲートが閉まっているので、考えた末、近くに集落があるこのポイントにした。
ここは、3月でも入ることができた。
そうは言っても、標高は1000mを超えている。
滝は凍っているし、道の両脇にはまだ雪が残っている。
日中は春の陽気だが、夜はこの時期でも氷点下になるようだ。
ツヤハダクワガタがとれれば上出来だが、ルリ、コルリでも出ればと思い落ち枝や倒木を探すが、なかなか目印の産卵マークを見つけ出せない。
hiromif 氏が立ち枯れから食痕を見つけ削り始めた。
なかなか固く、幼虫がでず、途中休憩で私が代わりに削ると、幼虫がでてきた。でも固くて取り出せないので諦めてその場を離れると、hiromif氏は根性で削り続け、幼虫を取り出した。
中型の幼虫だが、hiromif氏によると、過去このような状態で掘り出した幼虫がミヤマクワガタだったこともあると言う。
ようやく産卵マークを発見。
産卵マークは数か所で見つけたが、なかなか幼虫発見にはつながらず。
大きめの倒木からhiromif氏がルリらしき幼虫を発見。
この木から4頭の幼虫を割り出したが、結局この木以外では採集できず。
私はこの本年初採集ではボーズに終わったのであった。