群馬県北部 ツヤハダクワガタ 新規開拓

ツヤハダ新規開拓の日程を決めた。

でも、朝出発では採集にとりかかるのがほとんど午後になる(現地まで4時間はかかるので・・・)

そこで、前日夜発で、車中仮眠で一日採集という提案にhiromif 氏は快諾してくれた。

 

ジャズ嫌いのhiromif氏と、フォーク嫌いの私の折衷案として、演歌をBGMに選定し、車をすすめる。

 

やはりテレサ・テンは癒しの歌声だ・・・

 

で、インターおりた某「道の駅」で前泊である。

ついた日は大雨だったので、明日はどうなることやら・・・と心配したが雨は上がっていた。

でも霧が濃い・・・

今回決めたポイントは群馬北部の峠である。

仮眠した道の駅からさらに一時間以上(仮眠場所は選定ミス?)

 

目的地のブナ帯の峠まで、とりあえず行くことに・・・

 

やはり檜枝岐や片品村のような広大なブナ帯ではないが、峠付近はそれなりのイメージである。

峠付近で採集を開始する。

熊の爪とぎあととか、鹿のフンだまりがあり、かなり山奥感がある。

ツヤハダ材はあるが何も出ず、コルリの産卵マークだけ・・・

 

hiromif氏がコルリ幼虫を割り出したのみ。場所を変える事にする。

コルリの幼虫はこんなかんじ・・・

 

でも立ち枯れだと、ルリかも??

 

いそうな材を探す選定眼が重要なのだ・・・

次は道端の狭い場所の立ち枯れで、産卵痕がやたらある立ち枯れが見つかったので割り始めた。

 

大きめの幼虫、オニクワくらいの大きさの幼虫、ルリクワと思われる幼虫を割り出した。

 

 

こんなかんじ・・・コクワ?

アカアシかもしかしてヒメオオオ??

成虫まで育てないとわからない。

 

背中の様子から見ると♀でしょうね・・・

 

けっこう固い材なので、取り出すのに苦労した。

 

この木から、他にも数頭の幼虫を得ました。

典型的なコルリの産卵マーク・・・

 

でも、なかなか出てこないのがナゾです。

 

こんなベタベタなのに、この材からは何も出ず。

ツヤハダクワガタはこのような赤枯れである。

 

今回のポイントは赤枯れが比較的多い(でも探すのは苦労するが・・・・)

 

本当は成虫を採りたかったが・・・小さい赤枯れ材しか見つけられず・・・

 

でも幼虫をなんとか3頭Get!

これはうれしい!!

大事に羽化させよう。

 

最後にhiromif氏が大きな幼虫を割り出した。

 

写真がないが、これはオオクワガタかも??などと思いつつ、次の新規開拓を考えよう。

 

 

初訪問のポイントだったが、ツヤハダ、ルリ他いろいろな幼虫が採れたので満足。

ただ、もうこのハードな採集は私の年にはキツイ!

 

帰りに八ッ場の道の駅で、八ッ場ダムカレーを食べました・・・850円でした。